トップ
>
『細雪妄評』
ふりがな文庫
『
細雪妄評
(
ささめゆきぼうひょう
)
』
小説の巧拙を論ずるには篇中の人物がよく躍如としているか否かを見て、これを言えば概して間違いはない。 人物の躍如としているものは必ず傑作である。人物が躍如としていれば、その作は読後長く読者の心に印象を留める力がある。作者はその人物を空想より得 …
著者
永井荷風
初出
「中央公論 第六十二年第十一号」中央公論社、1947(昭和22)年11月1日
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約6分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
宛
(
さなが
)
若
(
し
)
或
(
あるい
)
動
(
やや
)
如何
(
いかん
)
蓋
(
けだ
)
却
(
かえ
)
否
(
いな
)
尠
(
すくな
)
暫
(
しばら
)
曽
(
かつ
)
湮滅
(
いんめつ
)
独逸
(
ドイツ
)
能
(
よ
)
閲
(
けみ
)