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『人道の正体』
ふりがな文庫
『
人道の正体
(
じんどうのしょうたい
)
』
世の中には便宜上つねに用いる語で、しかも便宜上、その意味を判然と定めずにおく語がいくらもある。人道なる語もその一つで、列国間にこの語を用いる場合のごときは、あまり深くその定義を穿鑿せぬほうが都合がよろしい。しかしながら一般に個人間に用いると …
著者
丘浅次郎
ジャンル
自然科学 > 生物科学・一般生物学 > 生物科学・一般生物学
初出
「中央公論」1906(明治39)年1月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約17分(500文字/分)
朗読目安時間
約29分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
偽
(
いつわり
)
漸々
(
ぜんぜん
)
謬
(
あやまり
)
屈強
(
くっきょう
)
曖昧
(
あいまい
)
根柢
(
こんてい
)
毫
(
ごう
)
泣涕
(
きゅうてい
)
交々
(
こもごも
)
穿鑿
(
せんさく
)
粗
(
あら
)
耳殻
(
じかく
)
脂
(
あぶら
)
詭辯
(
きべん
)
匍
(
は
)
鄭重
(
ていちょう
)
鰓孔
(
えらあな
)