『書道を誤らせる書道奨励会（しょどうをあやまらせるしょどうしょうれいかい）』

書道展覧会など殆ど全部がといって差支えない今の書家風の書、すなわち手先の器用で作り上げる「書」形態は、筆調は体裁上、一寸見に本当の能書と変るところなきものかに見える。が……実は能書のイミテーションだ。今少し手厳しくいえば能書の偽造だ。贋造紙 …

著者	北大路魯山人
ジャンル	芸術・美術 > 絵画 > 書 書道
文字種別	新字新仮名
読書目安時間	約4分（500文字/分）
朗読目安時間	約6分（300文字/分）

作品に特徴的な語句

了（おわ） 如何（いかん） 一六（いちろく） 三洲（さんしゅう） 嗟呼（ああ） 固（もと） 好餌（こうじ） 将（まさ） 所以（ゆえん） 擂（す） 暁（あかつき） 曝（さら） 梧竹（ごちく） 革（あらた） 鳴鶴（めいかく）