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『ツーン湖のほとり』
ふりがな文庫
『
ツーン湖のほとり
(
ツーンこのほとり
)
』
もう十年も前のことであるが、倫敦に留学中私はユニバシティカレッヂのポーター老先生の所へ繁げ/\出入りしてゐるうちに、一緒に瑞西へ行かうとさそはれたことがあつた。そして二週間許り、ポーター先生や引退した英国の老法律家夫妻と、ツーン湖畔のオーベ …
著者
中谷宇吉郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「図書 第三年第三十二号」1938(昭和13)年8月5日
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約12分(500文字/分)
朗読目安時間
約19分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
谷
(
タール
)
平日
(
ウイクデイス
)
古城
(
シャトー
)
球
(
ボール
)
蒐集
(
コレクション
)
僧正
(
ビショップ
)
尽
(
ことごと
)
許
(
ばか
)
倫敦
(
ロンドン
)
夫々
(
それぞれ
)
岩攀
(
ロッククライミング
)
愈々
(
いよいよ
)
所謂
(
いわゆる
)
旧
(
もと
)
瑞西
(
スイス
)
細面
(
ほそおもて
)