トップ
>
『自己の肯定と否定と』
ふりがな文庫
『
自己の肯定と否定と
(
じこのこうていとひていと
)
』
自分にとっては、強く内から湧いて来る自己否定の要求は、自己肯定の傾向が隈なく自分を支配していた後に現われて来た。そうしてそれは自分を自己肯定の本道に導いてくれそうに思われる。 自我の尊重、個人の解放、——これらの思想はただ思想として自分の内 …
著者
和辻哲郎
ジャンル
哲学 > 東洋思想 > 日本思想
初出
「反響」1914(大正3)年4月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約11分(500文字/分)
朗読目安時間
約18分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
全体
(
ガンツェス
)
活
(
はた
)
我
(
が
)
媚
(
こび
)
刃向
(
はむか
)
密
(
ひそ
)
殺戮
(
さつりく
)
涅槃
(
ねはん
)
漲
(
みなぎ
)
生温
(
なまぬる
)
矮小
(
わいしょう
)
稀
(
まれ
)
蟠
(
わだかま
)
逢会
(
ほうかい
)
隈
(
くま
)