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『間木老人』
ふりがな文庫
『
間木老人
(
まきろうじん
)
』
この病院に入院してから三ヶ月程過ぎたある日、宇津は、この病院が実験用に飼育してゐる動物達の番人になつてはくれまいかと頼まれた。病院とはいへ、千五百名に近い患者を収容し、彼等同志の結婚すら許されてゐるここは、完全に一つの特殊部落で、院内には土 …
著者
北条民雄
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
初出
「文学界」1935(昭和10年)11月号
文字種別
新字旧仮名
読書目安時間
約37分(500文字/分)
朗読目安時間
約1時間2分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
患
(
かか
)
下
(
しも
)
浸
(
にじ
)
零
(
ぜろ
)
全
(
まる
)
出会
(
でくわ
)
森
(
しん
)
又候
(
またぞろ
)
墾
(
ひら
)
耳朶
(
みみたぶ
)
華美
(
はで
)
跟
(
つ
)
間木
(
まき
)
鬱
(
ふさ
)