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『二通の書翰』
ふりがな文庫
『
二通の書翰
(
につうのしょかん
)
』
小説家後藤宙外氏が鎌倉に住んでいた比のことであると云うから、明治三十年前後のことであろう、その時鎌倉の雪の下、つまり八幡宮の前に饅頭屋があって、東京から避暑に往っていた××君がその前を通っていると、饅頭屋の主翁が出て来て、 「あなたは××さ …
著者
田中貢太郎
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約3分(500文字/分)
朗読目安時間
約5分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
己
(
じぶん
)
比
(
ころ
)
宙外
(
ちゅうがい
)
怠屈
(
たいくつ
)
素性
(
すじょう
)
某日
(
あるひ
)
書翰
(
しょかん
)
是非
(
ぜひ
)
昨日
(
きのう
)
昨夜
(
ゆうべ
)
日毎
(
ひごと
)
丸髷
(
まるまげ
)
彼
(
か
)
妾
(
めかけ
)
先
(
ま
)
佐倉
(
さくら
)
主翁
(
ていしゅ
)