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『二十四年前』
ふりがな文庫
『
二十四年前
(
にじゅうよねんまえ
)
』
ちょうど今から二十四年前の夏休みに、ただ一度ケーベルさんに会って話をした記憶がある。ほんとうに夢のような記憶である。 それは私が大学の一年から二年に移るときの夏休みであった。その年の春から私は西片町に小さな家を借りてそこに自分の家庭というも …
著者
寺田寅彦
ジャンル
文学 > 日本文学 > 評論 エッセイ 随筆
初出
「思想」1923(大正12)年8月
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約7分(500文字/分)
朗読目安時間
約11分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
反響
(
リヴァーベレーション
)
深田
(
ふかだ
)
稽古
(
げいこ
)
三昧
(
ざんまい
)
室
(
へや
)
慰藉
(
いしゃ
)
挨拶
(
あいさつ
)
棚
(
たな
)
椅子
(
いす
)
横浜
(
よこはま
)
横風
(
おうふう
)
煙草
(
たばこ
)
猫背
(
ねこぜ
)
稽古
(
けいこ
)
蝉
(
せみ
)
銀座
(
ぎんざ
)