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『あさましきもの』
ふりがな文庫
『
あさましきもの
(
)
』
賭弓に、わななく/\久しうありて、はづしたる矢の、もて離れてことかたへ行きたる。 こんな話を聞いた。 たばこ屋の娘で、小さく、愛くるしいのがいた。男は、この娘のために、飲酒をやめようと決心した。娘は、男のその決意を聞き、「うれしい。」と呟い …
著者
太宰治
ジャンル
文学 > 日本文学 > 小説 物語
文字種別
新字新仮名
読書目安時間
約4分(500文字/分)
朗読目安時間
約7分(300文字/分)
作品に特徴的な語句
徒
(
ともがら
)
首
(
こうべ
)
乃公
(
だいこう
)
懲役
(
ちょうえき
)
首肯
(
うなず
)
雑巾
(
ぞうきん
)
蹌踉
(
そうろう
)
賭弓
(
のりゆみ
)
訊問
(
じんもん
)
瞳
(
ひとみ
)
甚
(
はなは
)
市井
(
しせい
)
囁
(
ささや
)
咳
(
せき
)
呟
(
つぶや
)
呉
(
く
)
今日
(
こんにち
)