しゃ)” の例文
しょうちゃんはあかいじてんしゃにのって、んだかいこをかわにながしにいきました。そのかえりに、あたらしいくわのをもらってきました。
正ちゃんとおかいこ (新字新仮名) / 小川未明(著)
しゃという男は、貧乏でありながら酒ばかり飲んでいた。そして、夜よる三ばい位の罰杯を飲まさないと寝ることができないというほどであった。
酒友 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
このふたりの論争ろんそうも、綿密めんみつ築城法ちくじょうほうのことから意見いけん衝突しょうとつし、しろ間道埋設かんどうまいせつ要点ようてんで、かなり論争ろんそうに火花をちらし合ったが、ついに八しゃりゅう敗北はいぼくとなって、月花流げっかりゅう熊本方くまもとがたでは
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
その雑銘を読めば、かんたいより、すい[#「箠」は底本では「※」]、あんれんしゃ等に至る、各物一々にとう日新にっしんの銘にのっとりて、語を下し文をす、反省修養の意、看取すべし。
運命 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)
「ねえ、おとうさん。きょう紙芝居かみしばいのおじさんが、じてんしゃをほったらかしてしたで、道具屋どうぐやのおじさんと将棋しょうぎをさしていましたよ。」と、はなしました。
おさらい帳 (新字新仮名) / 小川未明(著)
そこでしゃは錦葵を四十石あまり買った。人びとは皆それを笑ったが、間もなく大旱だいかんがして、穀物がそっくり枯れてしまい、ただ錦葵だけは植えることができた。
酒友 (新字新仮名) / 田中貢太郎(著)
軍師呉用ごようが参謀につき、花栄かえい秦明しんめい徐寧じょねい林冲りんちゅう楊志ようし呼延灼こえんしゃく、そのほか二十人の頭目とうもく、一千の騎兵、三千の歩兵、数百しゃ輜重しちょう、べつに一群の船団、あわせて五千余のものが
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
この二人ふたりのおじさんは、いずれもじてんしゃにのってきました。カチカチのほうは、くろがねをかけ、せびろの洋服ようふくをきてパッチをはき、くつでありました。
もののいえないもの (新字新仮名) / 小川未明(著)
「八しゃの米と十あわは、ご陣屋の兵糧ひょうろうとしてご使用くださいますよう」
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
かいこをかってから、しょうちゃんは、毎朝まいあさかあさんにおこされなくてもひとりでおきて、じてんしゃにのって、野村のむらくんのところまでくわのをもらいにいきました。
正ちゃんとおかいこ (新字新仮名) / 小川未明(著)
しゃりゅう 牧野雷堂まきのらいどう(四こくりょう
神州天馬侠 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
次郎じろうさんは、かねさんに、じゅずだまってあげようとおもって、はらっぱへ三りんしゃにのってやってくると、やはり三りんしゃにのったが、一人ひとりであそんでいました。
きれいなきれいな町 (新字新仮名) / 小川未明(著)
きみとぼくと、三りんしゃ競争きょうそうをしようよ。」と、とんぼこぞうがいいました。
きれいなきれいな町 (新字新仮名) / 小川未明(著)
と、きみさんは、二りんしゃの うしろに のりました。
つめたい メロン (新字新仮名) / 小川未明(著)
たけちゃんが 三りんしゃに のって いるのよ。」
こがらしの ふく ばん (新字新仮名) / 小川未明(著)