“花車”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
だし48.9%
きゃしゃ22.2%
きやしや11.1%
はなぐるま8.9%
かしゃ6.7%
だんじり2.2%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
これに配するに山王祭さんのうまつり花車だしと花笠の行列をば坂と家屋の遠望に伴はせて眼のとどかんかぎり次第に遠く小さく描きいだせしものなり。
江戸芸術論 (新字新仮名) / 永井荷風(著)
紳士は背のすらっとした、どこか花車きゃしゃな所のある老人で、折目の正しい黒ずくめの洋服に、上品な山高帽やまたかぼうをかぶっていた。
開化の良人 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
調子よく波に揺られてゐる索具つなぐの一杯ついた船の花車きやしやな姿は、魂の中にリズムと美とに対する鑑識を保つのに役立つものである。
牛が仆れると、燃えていた車蓋は、紅い花車はなぐるまが崩れるように、ぐわらぐわらと響きを立てて、ほぐれてしまった。
親鸞 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
もとより巨額の公債を有し、衣食に事欠かざれば、花車かしゃ風流に日を送りて、何の不足もあらざる身なるに、月の如くそのかんばせは一片の雲におおわれて晴るることなし。
妖僧記 (新字新仮名) / 泉鏡花(著)
さう/\、花車だんじりや太鼓が出て、知事さんが來たもんなア。
太政官 (旧字旧仮名) / 上司小剣(著)