結果けつか)” の例文
このとほりに器械觀測きかいかんそく結果けつか體驗たいけん結果けつかとは最初さいしよから一致いつちがたいものであるけれども、それを比較ひかくしてみることは無益むえきわざではない。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
日本につぽんでは明治維新めいじいしんのち森林しんりんをむやみにつた結果けつか方々ほう/″\洪水こうずいをかされ、明治二十九年度めいじにじゆうくねんどには二萬九百八十一町村にまんくひやくはちじゆういつちようそんといふものがみづにつかり
森林と樹木と動物 (旧字旧仮名) / 本多静六(著)
その結果けつか滿洲まんしゆうから朝鮮ちようせん日本につぽんおよび、それで日本につぽんはじめて支那しな金屬きんぞくつたへて、石器時代せつきじだい文化ぶんかから金屬器時代きんぞくきじだい文化ぶんかすゝむことになりました。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
あきのさびしさかなしさのわからぬものは、文學者ぶんがくしやでないとぢてゐたのです。それはかういふうたがいくつもかさなつた結果けつかあきかなしいものだといふ約束やくそく出來できてしまつたのです。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
世界大地震せかいだいぢしん記事きじおいて、人畜じんちくむほどの地割ぢわれの開閉現象かいへいげんしようおこつたのは、著者ちよしや鋭意えいい調しらべた結果けつか以上いじよう三回さんかいのみである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
かように目録もくろくやそれ以外いがい書物しよもつ出版しゆつぱんせられて、研究けんきゆう結果けつか發表はつぴようされるようにならなければ、しん博物館はくぶつかん役目やくめたつせられないのであります。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
むかし文學ぶんがくむかし短歌たんか研究けんきゆうした結果けつかいままでやつてゐたのはいけなかつた。
歌の話 (旧字旧仮名) / 折口信夫(著)
さいはひ最初さいしよ一瞬間いつしゆんかんおいて、非常ひじよう地震ぢしんなるかいなかの判斷はんだんがついたならば、其判斷そのはんだん結果けつかによつて臨機りんき處置しよちをなすべきである。
地震の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)
そのそこ棒杙ぼうぐひ一萬本いちまんぼんもにょき/\とつてゐるのをケラーといふ學者がくしや發見はつけんしまして、だん/″\研究けんきゆうした結果けつか、これがむかしひと湖上住居こじようじゆうきよあとであることがわかりました。
博物館 (旧字旧仮名) / 浜田青陵(著)
この崩壞ほうかい結果けつか有明灣ありあけわん大津浪おほつなみおこし、沿岸地方えんがんちほうおい合計ごうけい一萬五千人いちまんごせんにんほどの死者ししやしようじた大事件だんじけんもあつたので、原因げんいん輕々かる/″\しく斷定だんていすることはつゝしまねばならぬ。
火山の話 (旧字旧仮名) / 今村明恒(著)