トップ
>
空
>
すい
ふりがな文庫
“
空
(
すい
)” の例文
特
(
とく
)
に
國府津
(
こふづ
)
止
(
どまり
)
の
箱
(
はこ
)
が三四
輛
(
りやう
)
連結
(
れんけつ
)
してあるので
紅帽
(
あかばう
)
の
注意
(
ちゆうい
)
を
幸
(
さいはひ
)
にそれに
乘
(
の
)
り
込
(
こ
)
むと
果
(
はた
)
して
同乘者
(
どうじようしや
)
は
老人夫婦
(
らうじんふうふ
)
きりで
頗
(
すこぶ
)
る
空
(
すい
)
て
居
(
ゐ
)
た、
待
(
ま
)
ち
疲
(
くたび
)
れたのと
湯ヶ原ゆき
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
腹
(
はら
)
が
空
(
すい
)
て
來
(
く
)
ると、
手
(
て
)
を
伸
(
のば
)
して
手
(
て
)
の
屆
(
とゞ
)
く
處
(
ところ
)
に
實
(
なつ
)
て
居
(
を
)
る
無花果
(
いちじく
)
か
芭蕉
(
ばせう
)
の
實
(
み
)
を
捩
(
もぎ
)
つて
食
(
く
)
ふ、若し
起上
(
たちあが
)
つて
捩
(
もぎ
)
らなければならぬなら
飢餓
(
うゑ
)
て
死
(
しん
)
だかも知れないが
怠惰屋の弟子入り
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
其中
(
そのうち
)
腹
(
はら
)
が
空
(
すい
)
て
來
(
き
)
たと
見
(
み
)
えてラクダルは
面倒臭
(
めんだうくさ
)
さうに手を
伸
(
のば
)
して
無花果
(
いちじく
)
を
採
(
とつ
)
て
口
(
くち
)
に
入
(
い
)
れた。
然
(
しか
)
し
少年
(
こども
)
は
見向
(
みむ
)
きもしないし
手
(
て
)
も
伸
(
のば
)
さないばかりか、
木實
(
このみ
)
が
身體
(
からだ
)
の
傍
(
そば
)
に
落
(
お
)
ちてすら
頭
(
あたま
)
もあげなかつた。
怠惰屋の弟子入り
(旧字旧仮名)
/
国木田独歩
(著)
“空”の解説
空(そら、霄、en: sky)とは、地上から見上げたときに頭上にひろがる空間のこと。天。
(出典:Wikipedia)
空
常用漢字
小1
部首:⽳
8画
“空”を含む語句
空腹
空洞
空虚
空想
空手
虚空
空間
蒼空
空嘯
空々
青空
空中
碧空
大空
空地
中空
空気
空車
空隙
空室
...