“其中”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
そのうち63.9%
そのなか31.9%
いんま1.4%
そのかな1.4%
ソノウチ1.4%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
皆(みな)は又(また)少時(しばし)默(もく)して了(しま)ふ。其中(そのうち)に茶(ちや)が出(で)る。ドクトル、ハヾトフは皆(みな)との一般(ぱん)の話(はなし)の中(うち)も、院長(ゐんちやう)の言(ことば)に注意(ちゆうい)をして聞(き)いてゐたが突然(だしぬけ)に。
六号室 (旧字旧仮名) / アントン・チェーホフ(著)
貝層(かひそう)は極(きは)めて淺(あさ)いが、其下(そのした)に燒土(やけつち)の層(そう)が有(あ)つて、其中(そのなか)に少(すくな)からず破片(はへん)がある。幻翁(げんおう)の言(げん)に由(よ)ると、香爐形(こうろがた)の出(で)た層(さう)と同一(どういつ)だといふ。
『ヨカヨカ。指環ぐらい其中(いんま)、買(こ)うちゃる』
近世快人伝 (新字新仮名) / 夢野久作(著)
自分(じぶん)の同年齡(おないどし)で自分(じぶん)の知(し)つてる子供(こども)を殘(のこ)らず片(かた)ッ端(ぱし)から考(かんが)へ始(はじ)めました、若(も)しも自分(じぶん)が其中(そのかな)の誰(だれ)かと變(か)へられたのではないかと思(おも)つて。
愛ちやんの夢物語 (旧字旧仮名) / ルイス・キャロル(著)
其中(ソノウチ)、此針の筵(ムシロ)の上で、兵部少輔(ヒヤウブセフ)から、大輔(タイフ)に昇進した。そのことすら、益々脅迫感を強める方にばかりはたらいた。
死者の書 (新字旧仮名) / 折口信夫(著)