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先立
ふりがな文庫
“先立”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さきだ
52.6%
さきだち
15.8%
さきだた
10.5%
さきだっ
10.5%
さきだつ
5.3%
サキダ
5.3%
▼ 他 3 件を表示
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さきだ
(逆引き)
私
(
わたくし
)
が
三浦
(
みうら
)
へ
嫁
(
とつ
)
いだ
頃
(
ころ
)
は五十
歳
(
さい
)
位
(
くらい
)
でもあったでしょうが、
夙
(
とう
)
に
女房
(
にょうぼう
)
に
先立
(
さきだ
)
たれ、
独身
(
どくしん
)
で
立
(
た
)
ち
働
(
はたら
)
いている、
至
(
いた
)
って
忠実
(
ちゅうじつ
)
な
親爺
(
おやじ
)
さんでした。
小桜姫物語:03 小桜姫物語
(新字新仮名)
/
浅野和三郎
(著)
先立(さきだ)の例文をもっと
(10作品)
見る
さきだち
(逆引き)
寛永十八年妙解院殿存じ寄らざる御病気にて、御父上に
先立
(
さきだち
)
、御卒去遊ばされ、当代
肥後守殿光尚
(
ひごのかみどのみつひさ
)
公の
御代
(
みよ
)
と相成り候。同年九月二日には父弥五右衛門景一死去いたし候。
興津弥五右衛門の遺書
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
先立(さきだち)の例文をもっと
(3作品)
見る
さきだた
(逆引き)
以て明朝
君
(
きみ
)
には
御切腹
(
ごせつぷく
)
悴
(
せがれ
)
忠右衞門も自害致し
死出
(
しで
)
三途
(
さんづ
)
の
露拂
(
つゆはら
)
ひ
仕
(
つかま
)
つるとの事武士の妻が
御切腹
(
ごせつぷく
)
の事兼て
覺悟
(
かくご
)
には御座候へども君に
御別
(
おんわか
)
れ申其上
愛子
(
あいし
)
に
先立
(
さきだた
)
れ何を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
先立(さきだた)の例文をもっと
(2作品)
見る
▼ すべて表示
さきだっ
(逆引き)
……此世は常の
栖
(
すみか
)
に非ず、草葉に置く白露、水に宿る月より猶怪し、
金谷
(
かなや
)
に花を詠じし栄華は
先立
(
さきだっ
)
て、無常の風に誘はるゝ、南楼の月を
弄
(
もてあそ
)
ぶ
輩
(
やから
)
も月に先立て有為の雲に隠れり。
桶狭間合戦
(新字新仮名)
/
菊池寛
(著)
先立(さきだっ)の例文をもっと
(2作品)
見る
さきだつ
(逆引き)
始めとして富澤町の
實父
(
じつぷ
)
にも兄にも
先立
(
さきだつ
)
不幸
(
ふかう
)
の罪お
許
(
ゆる
)
し
成
(
なさ
)
れて下されよ是皆前世の定業と
斷念
(
あきらめ
)
られて
逆樣
(
さかさま
)
ながら只一
遍
(
ぺん
)
の御回向を
大岡政談
(旧字旧仮名)
/
作者不詳
(著)
先立(さきだつ)の例文をもっと
(1作品)
見る
サキダ
(逆引き)
麁玉
(
アラタマ
)
の
伎倍
(
キベ
)
のはやしに名を立てゝ、行き
敢
(
カ
)
つましゞ。
寝
(
イ
)
を
先立
(
サキダ
)
たに
花の話
(新字旧仮名)
/
折口信夫
(著)
先立(サキダ)の例文をもっと
(1作品)
見る
先
常用漢字
小1
部首:⼉
6画
立
常用漢字
小1
部首:⽴
5画
“先”で始まる語句
先
先刻
先方
先生
先達
先鋒
先日
先祖
先途
先手
検索の候補
爪先立
御先立
立退先
“先立”のふりがなが多い著者
浅野和三郎
小金井喜美子
太安万侶
稗田阿礼
伊東忠太
作者不詳
樋口一葉
三遊亭円朝
長塚節
有島武郎