“をう”のいろいろな漢字の書き方と例文
語句割合
翁70.0%
多10.0%
應10.0%
歐10.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
「曲翠(きよくすゐ)問(とふ)、発句(ほつく)を取りあつめ、集作ると云へる、此道の執心(しふしん)なるべきや。翁(をう)曰(いはく)、これ卑しき心より我(わが)上手(じやうず)なるを知られんと我を忘れたる名聞より出(いづ)る事也。」
芭蕉雑記 (新字旧仮名) / 芥川竜之介(著)
うたがひは懸(か)かる柳闇花明(りうあんくわめい)の里(さと)の夕(ゆふ)べ、うかるヽ先(さ)きの有(あ)りやと見(み)れど品行方正(ひんかうはうせい)の受合人(うけあいて)多(をう)ければ事(こと)はいよいよ闇黒(くらやみ)になりぬ、さりながら怪(あや)しきは退院(たいヽん)がけに何時(いつ)も立寄(たちよ)る某(そ)れの家(いゑ)
経つくゑ (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
夫(そ)れも餘(あま)り輕卒(けいそつ)の事(こと)、人形(にんげう)や雛(ひな)では無(な)し、人(ひと)一人(ひとり)翫弄物(もてあそび)にする譯(わけ)には行(ゆ)くまじ、出來(でき)そこねたとて塵塚(ちりづか)の隅(すみ)へ捨(す)てられぬ、家(いゑ)の礎(いしづゑ)に貰(もら)ふのなれば、今(いま)一應(をう)聞定(きゝさだ)めもし、取調(とりしら)べても見(み)た上(うへ)の事(こと)
われから (旧字旧仮名) / 樋口一葉(著)
啻(たゞ)に數艘(すうそう)の軍艦(ぐんかん)の多(おほ)くなつた位(くらい)や、區々(くゝ)たる軍器(ぐんき)の製造(せいぞう)にも、多(おほ)く彼等(かれら)の後(あと)を摸傚(まね)して居(を)る樣(やう)では、到底(とても)東洋(とうやう)の平和(へいわ)を維持(ゐぢ)し、進(すゝ)んで外交上(ぐわいこうじやう)の一大(いちだい)權力(けんりよく)を握(にぎ)る事(こと)は覺束(おぼつか)ない、一躍(いちやく)して、歐(をう)の上(うへ)に