銀のペンセルぎんのペンセル
三味線をひいて、旅の女が、毎日、温泉場の町を歩いていました。諸国の唄をうたってみんなをおもしろがらせていたが、いつしか、その姿が見えなくなりました。そのはずです。もう、山は、朝晩寒くなって、都が恋しくなったからです。 勇ちゃんも、もう、東京 …
作品に特徴的な語句
うし 草花くざばな ぽう うえ がわ なか さき ゆう よる あま ほう にち のぞ 東京とうきょう 植物しょくぶつ 清浄せいじょう 物干ものほ 生活せいかつ 白々しろじろ こま 谷合たにあ あいだ あたま 一人ひとり 丁寧ていねい のぼ した 二人ふたり ぼく にい ひかり わか まえ 勇気ゆうき きた とも 叔母おば くち だい きみ うた よろこ 土産みやげ おお 大事だいじ おんな ねえ 姿すがた 子供こども うち さむ ちい 少年しょうねん やま 山国やまぐに 岩角いわかど 岩魚いわな かえ 幾分いくぶん こころ わす 快活かいかつ おも こい かん たび 明日あす ほし 時分じぶん 朝晩あさばん 未知みち むら はやし えだ もり