へちまの水へちまのみず
山へ雪がくるようになると、ひよどりが裏の高いかしの木に鳴くのであります。正雄は、縁側にすわって、切ってきた青竹に小さな穴をあけていました。 「清ちゃんのより、よく鳴る笛を造ってみせるぞ。そして、二人で林へいって、やまがらを呼ぶんだ。」 彼は …
作品に特徴的な語句
うえ いきお よろ せい なか からだ さき はい とげ 去年きょねん あね いえ 小刀こがたな つよ かれ 彼女かのじょ やわ 毎年まいとし こめ ごと 青竹あおだけ あたま のぼ 二人ふたり 今年ことし 伯母おば ひく 使つか はたら ぼく 元気げんき 先刻さっき ひかり ふゆ まえ つつ 卒業そつぎょう あつ くち きみ 垣根かきね 場所ばしょ おお 大事だいじ 大空おおぞら 太陽たいよう ねえ 学校がっこう うち さむ 寒竹かんちく てら ちい 小鳥ことり 少年しょうねん やま 工場こうば かえ 平気へいき にわ おとうと 征服せいふく あと 心配しんぱい おも しょう いき かん ひろ さが 日曜にちよう はる 時分じぶん あたた はやし