ひな
箱を出る顔忘れめや雛二対蕪村 これは或老女の話である。 ……横浜の或亜米利加人へ雛を売る約束の出来たのは十一月頃のことでございます。紀の国屋と申したわたしの家は親代々諸大名のお金御用を勤めて居りましたし、殊に紫竹とか申した祖父は大通の一人に …
作品に特徴的な語句
おろ つゐ 仕丁しちやう 住居すまひ ばや いまだ 甘草かんざう 食気しよくけ 一図いちづ 仰有おつしや 可笑をか 呆気あつけ あへ おどか 塩瀬しほぜ 大束おほたば 大歳おほとし 大黄だいわう 定紋ぢやうもん もつと 屏風びやうぶ はじ 後生ごしやう 折檻せつかん あらた 泥除どろよ 玩具おもちや 瓔珞やうらく 男雛をびな すぐ しやく 粟粒あはつぶ ひぢ 苗字めうじ 蒔絵まきゑ 行燈あんどう 読本とくほん さへぎ きん 面疔めんちやう あたま 一図いちず 下唇したくちびる 二十はたち 何処どこ 何時いつ 俯向うつむ まま 其処そこ しの ひる 半襟はんえり 可也かなり 右近うこん すす のど 塩梅あんばい 壁側かべぎは ほか 大通だいつう 女々めめ 女雛めびな 如何いか はじめ 少時しばらく 左近さこん 彼是かれこれ かならず 忌々いまいま たちま いよいよ 慳貪けんどん 憎体にくてい 手鞠てまり かつ つか もた 散切ざんぎ 時儀じぎ 普請ふしん 景色けしき しら たて 横鬢よこびん たちばな 檀那だんな こと 火屋ほや