龕子がんす)” の例文
それからケーター(首飾り)、これも宝玉を集めたもので、その首飾りの真ん中(胸の上部に下って居るところ)にはセルキ・カーウ(黄金龕子がんす)を付けてある。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)
その龕子がんす一つでも二百円以上三百円位するそうです。で右の腕には小さな法螺貝ほらがいから腕環うでわ、左の腕には銀の彫物ほりもののしてある腕環を掛けて居る。それから前垂まえだれは誰でも掛けて居る。
チベット旅行記 (新字新仮名) / 河口慧海(著)