“鼻音”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
びおん50.0%
ネーザル50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
普魯西プロシヤにては貴族めきたる鼻音びおんにて物言う「レエベマン」を見ては、往きてこれと遊ばん勇気なし。
舞姫 (新字新仮名) / 森鴎外(著)
そうして口の上に陣取って食物の検査役をつとめる鼻までも徴発して言語係を兼務させいわゆる鼻音ネーザルの役を受け持たせているのである。
自由画稿 (新字新仮名) / 寺田寅彦(著)