“鼻色”の読み方と例文
読み方割合
びしょく100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
と独りかこって、嘆息久しゅうしていたが、やがて病室に帰るやすぐまた打ち臥して、この日以来、とみに、ものいうことばも柔かになり、そして眉から鼻色びしょくには死の相があらわれていた。
三国志:11 五丈原の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)