“黒魔術”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
ブラック・マジック50.0%
こくまじゅつ50.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
あいつのつかった奇術のたねは、アヤツリと幻灯と腹話術のほかに、黒魔術ブラック・マジックと鏡トリックがある。透明怪人をつくりだすのには、あらゆる奇術がひつようだった。
透明怪人 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
あれが、黒魔術ブラック・マジックなのだよ。あの寝室のかべは、黒い幕でおおわれていた。そのまっ黒な背景の前で、黒川の助手が、顔を黒ビロードでつつみ、手にも黒い手袋をはめて、ああいうことをやってみせた。
透明怪人 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)
まずさいしょは、ブラック・マジック(黒魔術こくまじゅつ)だったね。舞台でいろいろなものを消したり、あらわしたりして見せた。
虎の牙 (新字新仮名) / 江戸川乱歩(著)