麻剌加マラッカ)” の例文
葡萄牙は東洋貿易のさきがけとなり、麻剌加マラッカを略し、支那南岸に立脚の地を求めんとし、遂に天文十年(千五百四十一年)七月風波は葡萄牙船を漂わして、豊後ぶんご神宮浦に着せしめたり。
吉田松陰 (新字新仮名) / 徳富蘇峰(著)