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鷲嶺
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わし
ふりがな文庫
“
鷲嶺
(
わし
)” の例文
痛む足をかかえて寝ていた
旅籠
(
はたご
)
の一室から、毎日のように仰いでいた、気に喰わない
鷲嶺
(
わし
)
のすがたへ、彼は今、こうして肉薄して来たのである。
宮本武蔵:04 火の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
「おおうっ、おれの上にはなにものもない。おれは
鷲嶺
(
わし
)
を踏んでいる!」
宮本武蔵:04 火の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
衆山を抜いて、白雲のうえに、超然としている
鷲嶺
(
わし
)
の頭の
尖
(
さき
)
を見ていると、武蔵は、柳生石舟斎のすがたが思い出されてならない。石舟斎という人物は、おそらくあんな感じの老人ではないかと思う。
宮本武蔵:04 火の巻
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
鷲
漢検準1級
部首:⿃
23画
嶺
漢検準1級
部首:⼭
17画
“鷲”で始まる語句
鷲
鷲掴
鷲鼻
鷲尾
鷲津
鷲鷹
鷲羽
鷲郎
鷲見
鷲峰山