“鴻野”の読み方と例文
読み方割合
こうの100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
鴻野こうの、尾崎、大間木、芦ヶ谷と水路に添って来るうち、ふと、湖の東岸に近い芦の中に、三艘の苫船が、みよしを入れているのを見つけた。しかも、その一艘の苫には、嬰児あかごむつきが干してあった。
平の将門 (新字新仮名) / 吉川英治(著)