鴨子かもこ)” の例文
どれ、鞄を縁の下へでも放り込んどいて、ひとつ、鴨子かもこ嬢のところへ遊びに行つて来よう。(硝子戸を締め、立ち去る)
世帯休業 (新字旧仮名) / 岸田国士(著)
詩人 あ、鴨子かもこ嬢だ。僕の天使だ。僕の詩の唯一の読者フアンだ。上り給へ。(出て行つて、若い女の手を引張つて来る)
世帯休業 (新字旧仮名) / 岸田国士(著)