鳴尾なるお)” の例文
なぜハズさんがいると来てはいけないの? でも電話ぐらいならと思って、さっきかけたらハズさんと一緒に鳴尾なるお苺狩いちごがりに行ってお留守! まあお楽しみ!
(新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)
『大日本史』数葉を書写して門人の鳴尾なるお(順造)に二朱で売ってやっと粥を炊いて凌いだこともあった。
志士と経済 (新字新仮名) / 服部之総(著)
「どうや、今日は天気ええよって鳴尾なるおい行てめえへんか」
(新字新仮名) / 谷崎潤一郎(著)