鳥網となみ)” の例文
巻十七(四〇一一)の長歌で家持が、「あしひきのをてもこのもに鳥網となみ張り」云々うんぬんと使ったのは、此歌の模倣で必ずしも都会語ではなかっただろう。「かなる間しづみ」はよく分からない。
万葉秀歌 (新字新仮名) / 斎藤茂吉(著)