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魘夢
ふりがな文庫
“魘夢”の読み方と例文
読み方
割合
えんむ
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
えんむ
(逆引き)
われは眠ることを期せずして、身を藁蓆の上に
僵
(
たふ
)
しゝに、
前
(
さき
)
の日よりの恐ろしき經歴は
魘夢
(
えんむ
)
の如く我心を
劫
(
おびやか
)
し來りぬ。
即興詩人
(旧字旧仮名)
/
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
(著)
夜になると、それが幻視錯覚になつて、とうとうしまひには
魘夢
(
えんむ
)
になつて身を苦しめる。死や、
葬
(
とぶらひ
)
や、墓の下の夢ばかり見る。たまにはいつもと違つて、生きながら埋められた夢を見る。
笑
(新字旧仮名)
/
ミハイル・ペトローヴィチ・アルチバシェッフ
(著)
常に美しいとばかり思っていた面貌の異様に変じたのに驚いて、
肌
(
はだ
)
に
粟
(
あわ
)
を生じたが、
忽
(
たちまち
)
また
魘夢
(
えんむ
)
に
脅
(
おびやか
)
されているのではないかと疑って、急に身を起した。女が醒めてどうしたのかと問うた。
渋江抽斎
(新字新仮名)
/
森鴎外
(著)
魘夢(えんむ)の例文をもっと
(3作品)
見る
魘
漢検1級
部首:⿁
24画
夢
常用漢字
小5
部首:⼣
13画
“魘”で始まる語句
魘
“魘夢”のふりがなが多い著者
ミハイル・ペトローヴィチ・アルチバシェッフ
ハンス・クリスチャン・アンデルセン
森鴎外