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鬱茂
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うつも
ふりがな文庫
“
鬱茂
(
うつも
)” の例文
竹の林に花の山、新緑
鬱茂
(
うつも
)
して居るその上に、
魚尾雪峯
(
マチプサ
)
より流れ来る水は都会の周囲を流れて遠く山間に流れ去るという。
チベット旅行記
(新字新仮名)
/
河口慧海
(著)
といってどこに南国らしい森の
鬱茂
(
うつも
)
も平野の展開も見られなかった。すべてがだらけきっているように見えた。
蒼白い月
(新字新仮名)
/
徳田秋声
(著)
著名な探険家であった近藤重蔵は時の政府に「イシカリ川の義は、総蝦夷地の中央第一の大河にして、水源までおよそ百里の間、左右うち開け候平地沃野のみにて樹林
鬱茂
(
うつも
)
、夷人所々に住居、川上まで、夷人
粮魚
(
りょうぎょ
)
おびただしくこれあり」
石狩川
(新字新仮名)
/
本庄陸男
(著)
鬱
常用漢字
中学
部首:⾿
29画
茂
常用漢字
中学
部首:⾋
8画
“鬱”で始まる語句
鬱
鬱陶
鬱蒼
鬱憤
鬱々
鬱金
鬱勃
鬱積
鬱屈
鬱然