鬱滞うったい)” の例文
この国へきてから、しばらく忘れていた血痰けったんが、胸のどこかに、時機を待って鬱滞うったいしているのではないかというような神経を起こしたりした。
鳴門秘帖:03 木曾の巻 (新字新仮名) / 吉川英治(著)