トップ
>
鬧
ふりがな文庫
“鬧”のいろいろな読み方と例文
読み方
割合
さわ
75.0%
とう
25.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
さわ
(逆引き)
江戸末期の世はだんだんに
鬧
(
さわ
)
がしくなって、異国の黒船とひと合戦あろうも知れないという、気味の悪いうわさの伝えられる時節である。
半七捕物帳:48 ズウフラ怪談
(新字新仮名)
/
岡本綺堂
(著)
その火焔山は昔孫悟空が天宮を
鬧
(
さわ
)
がした時、老君の
丹炉
(
たんろ
)
を
踏倒
(
ふみたお
)
し、それが地に降って出来たものである。それはなかなか活火山などという
生易
(
なまやさ
)
しいものではないらしい。
『西遊記』の夢
(新字新仮名)
/
中谷宇吉郎
(著)
鬧(さわ)の例文をもっと
(3作品)
見る
とう
(逆引き)
したがって厩橋城下は
殷賑
(
いんしん
)
を極め、武士の往来は雑
鬧
(
とう
)
し、商家は盛んに、花街はどんちゃん騒ぎの絶え間がなかったという。
純情狸
(新字新仮名)
/
佐藤垢石
(著)
鬧(とう)の例文をもっと
(1作品)
見る
鬧
漢検1級
部首:⾾
15画
“鬧”を含む語句
雑鬧
熱鬧
繁華熱鬧
混鬧
鬧敷
鬧然
“鬧”のふりがなが多い著者
佐藤垢石
岡本綺堂
中谷宇吉郎