髪塚かみづか)” の例文
峰のいただき伊弉諾いざなぎみこと髪塚かみづかに立って、程近き間道かんどうを手に手をとって、国境くにざかいへ逃げてゆくふたりの姿を認めたのである。
増長天王 (新字新仮名) / 吉川英治(著)