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骨組
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ほねぐみ
ふりがな文庫
“
骨組
(
ほねぐみ
)” の例文
それは
骨組
(
ほねぐみ
)
のがっしりした中背の好漢で、頬は丸々として血色がよく、歯が雪のように白くて、漆のように真黒な頬髯を生やしていた。
死せる魂:01 または チチコフの遍歴 第一部 第一分冊
(新字新仮名)
/
ニコライ・ゴーゴリ
(著)
きらびやかな
華
(
はな
)
やかさは、すっかり影をひそめて、ただ、はだかの
灰色
(
はいいろ
)
の
骨組
(
ほねぐみ
)
が、残っているばかりです。
ニールスのふしぎな旅
(新字新仮名)
/
セルマ・ラーゲルレーヴ
(著)
その鉄の棒は、塀をつくるときに、
骨組
(
ほねぐみ
)
としていれたものであったらしい。それに少年たちが持ってきた綱を結びつけ、それから綱をおそるおそる井戸の中へたらした。
時計屋敷の秘密
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
それは正月を目の前にひかえて、せわしくなった
凧屋
(
たこや
)
でした。凧屋の主人は、店の中にひとりすわってはり上げた凧に
糸目
(
いとめ
)
をつけたり、
骨組
(
ほねぐみ
)
をなおしたりして働いていました。
清造と沼
(新字新仮名)
/
宮島資夫
(著)
そのうちにどうした
拍子
(
ひょうし
)
かその
反射光
(
はんしゃこう
)
でもって
顔面
(
がんめん
)
がパッと照らしだされたが、それを見ると、この黒影の人物は、かなりがっちりした
骨組
(
ほねぐみ
)
の巨人で、眼から下を黒い
布
(
ぬの
)
でスッポリと覆い
恐怖の口笛
(新字新仮名)
/
海野十三
(著)
骨
常用漢字
小6
部首:⾻
10画
組
常用漢字
小2
部首:⽷
11画
“骨組”で始まる語句
骨組建築