“凧屋”の読み方と例文
読み方割合
たこや100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
お正月がすぎると、凧屋たこやでは五月ののぼりのこいやなにかをつくりはじめました。そうして五月もすむと、今度こんどはうちわやせんすをつくりはじめたのです。
清造と沼 (新字新仮名) / 宮島資夫(著)
「しかしもう、これから凧屋たこやはだめだ。おまえなんかも、なにかいいきなことを考えた方がいいよ。」
清造と沼 (新字新仮名) / 宮島資夫(著)
その先生は凧屋たこやに凧をらせて、自分でそれに絵をかいてやるのをたのしみにしている人でした。だから、おやじさんのいうことをすぐに聞いて、自分の弟子でしにしました。
清造と沼 (新字新仮名) / 宮島資夫(著)