“凧絲”の読み方と例文
新字:凧糸
読み方割合
たこいと100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
凧絲たこいとの用意をして、繼母のお富が寢酒を呑んでよく眠つた隙に、そつと鍵を取り出して、二階から座敷牢の窓に滑らせるのは何んでもない
八五郎が階下したへ行つて、窓の下に立つた頃を見計らつて、平次は血の附いた凧絲たこいとの一端に、羽のところに少し蟲の附いた楊弓の矢を結び、その矢を窓から、松の三番目の大枝
平次は少し離れたところから、一と握りの凧絲たこいとを見付けました。