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凧糸
ふりがな文庫
“凧糸”の読み方と例文
旧字:
凧絲
読み方
割合
たこいと
100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
たこいと
(逆引き)
「へえ、子供の時から慣れておりますからな。子供の時分に、こうして
凧糸
(
たこいと
)
を拵えたものでございますよ」
大菩薩峠:08 白根山の巻
(新字新仮名)
/
中里介山
(著)
竜吉がその恋文を読んでいるところを、松次郎がいきなり
背後
(
うしろ
)
から首へ
凧糸
(
たこいと
)
の輪をかけて絞めたんだ。
銭形平次捕物控:244 凧の糸目
(新字新仮名)
/
野村胡堂
(著)
十幾本の
鉤
(
はり
)
を
凧糸
(
たこいと
)
につけて、その根を一本にまとめて、これを
栗
(
くり
)
の木の幹に結び、これでよしと、四郎と二人が思わず星影寒き大空の一方を望んだ時の心持ちはいつまでも忘れる事ができません。
あの時分
(新字新仮名)
/
国木田独歩
(著)
凧糸(たこいと)の例文をもっと
(6作品)
見る
凧
漢検準1級
部首:⼏
5画
糸
常用漢字
小1
部首:⽷
6画
“凧”で始まる語句
凧
凧屋
凧絲
凧揚
凧上
凧紙
凧合戦
凧喧嘩
凧紙風船
“凧糸”のふりがなが多い著者
中里介山
国木田独歩
野村胡堂