騒擾さやぎ)” の例文
旧字:騷擾
うち湿しめり——嗚呼ああ午後ごご七時——ひとしきり、落居おちゐ騒擾さやぎ
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)
げに思ひいづ、鳴神なるかみの都の騒擾さやぎ村肝むらぎもの心のきずを。
海潮音 (新字旧仮名) / 上田敏(著)
水面みのもなるひと騒擾さやぎ、さあれ、このとき
邪宗門 (新字旧仮名) / 北原白秋(著)