“駈巡”の読み方と例文
読み方割合
かけめぐ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
椿岳はこの依頼を受けると殆んど毎日東京の諸寺を駈巡かけめぐって格天井の蟠龍を見て歩いた。
心は光りの飛ぶごとくにあらゆる道理の中を駈巡かけめぐったが、何をとらえることも出来無かった。ただわずかに人の真心——まことというものの一切に超越ちょうえつして霊力れいりょくあるものということを思い得て
鵞鳥 (新字新仮名) / 幸田露伴(著)