馬側うまわき)” の例文
「やがて分ろう。——もし戻って見えたら、歩行中でもかまわぬから、すぐわしの馬側うまわきへよこしてくれ」
新書太閤記:07 第七分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
ここで暫く休んで、いざ出立という時に、米友の馬側うまわきに二人の童子が立ちました。
大菩薩峠:20 禹門三級の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)
馬側うまわきから答える者がありました。
大菩薩峠:20 禹門三級の巻 (新字新仮名) / 中里介山(著)