“香薷散”の読み方と例文
読み方割合
かうじゆさん100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
蘭軒は一々証拠を挙げて論じてゐるが、わたくしは此に蘭軒が鮑本香薷散かうじゆさんくだりを論ずる一節を抄出する。「香薷散犬がこぼして雲の峰。」これは世俗の知る所の薬名だからである。
伊沢蘭軒 (新字旧仮名) / 森鴎外(著)