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饗応役
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きょうおうやく
ふりがな文庫
“
饗応役
(
きょうおうやく
)” の例文
役目と存じて、何事にも、
唯々
(
いい
)
と返辞をして居れば、よい気になって、果しもない
譫言
(
たわごと
)
まで問わっしゃる。お許、
饗応役
(
きょうおうやく
)
ではござらぬか。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
饗応役
(
きょうおうやく
)
の家臣たちは勿論のこと、君侯生涯の大命である。肌着には
穢
(
けが
)
れのない
晒布
(
さらし
)
を
裁
(
た
)
ち、腹巻には天の
加護
(
かご
)
を祈って、
神札
(
まもり
)
を秘めている者もあった。
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
『
勅使
(
ちょくし
)
御下向
(
ごげこう
)
の
饗応役
(
きょうおうやく
)
に』
新編忠臣蔵
(新字新仮名)
/
吉川英治
(著)
“饗応役”の解説
饗応役(きょうおうやく)とは、江戸時代に天皇・上皇・女院より派遣されて江戸に下向してきた使者(それぞれ勅使・院使・女院使)を接待するために江戸幕府が設けた役職である。主に外様大名が任命された。
御馳走役・接待役・館伴役ともいう。
『忠臣蔵』で有名な浅野長矩は吉良義央への刃傷の際に勅使饗応役を務めていたことで知られる。
(出典:Wikipedia)
饗
漢検準1級
部首:⾷
22画
応
常用漢字
小5
部首:⼼
7画
役
常用漢字
小3
部首:⼻
7画
“饗応”で始まる語句
饗応
饗応奉行
饗応振