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饒舌家
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おしやべり
ふりがな文庫
“
饒舌家
(
おしやべり
)” の例文
其処へ
饒舌家
(
おしやべり
)
の叔母が小供達と共に泊りに来たのが、今朝も信吾は其叔母に
捉
(
つか
)
まつて出懸けかねた。吉野は昌作を伴れて出懸けた。
鳥影
(新字旧仮名)
/
石川啄木
(著)
『
彼男
(
あのをとこ
)
も
饒舌家
(
おしやべり
)
で、
真個
(
ほんたう
)
に仕方が無い奴だ。』と
独語
(
ひとりごと
)
のやうに言つた。やがて、銀之助は何か思ひついたやうに、『何ですか、勝野君は
其様
(
そんな
)
に御寺へ出掛けたんですか。』
破戒
(新字旧仮名)
/
島崎藤村
(著)
饒舌家
(
おしやべり
)
の小鳥も、
沈黙家
(
むつつりや
)
の獣も、さすらひ人の蝸牛も、地下労働者のもぐらもちも、みんな魔術にでもかかつたやうに、いい気持になつて夢を見てゐるなかに、この桜の花のみは
桜の花
(新字旧仮名)
/
薄田泣菫
(著)
饒
漢検1級
部首:⾷
21画
舌
常用漢字
小6
部首:⾆
6画
家
常用漢字
小2
部首:⼧
10画
“饒舌”で始まる語句
饒舌
饒舌娘
饒舌廻
饒舌箱
饒舌続
饒舌録
饒舌愛嬌