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餝
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かざり
ふりがな文庫
“
餝
(
かざり
)” の例文
板敷の間に
床畳
(
とこだたみ
)
を設けた室で、
几帳御厨子
(
きちょうみずし
)
の
餝
(
かざり
)
、
壁代
(
かべしろ
)
の絵なども皆古代のもので、
倫
(
なみ
)
の人の住居ではなかった。真女児は豊雄に
御馳走
(
ごちそう
)
した。
蛇性の婬 :雷峰怪蹟
(新字新仮名)
/
田中貢太郎
(著)
鎌倉時代に
土御門通方卿
(
つちみかどみちかたきょう
)
が筆した『
餝
(
かざり
)
抄』に、老懸古今厚薄異なるなり、古は外薄きなり、今は甚だ厚し云々と見ゆれば、仕立てに色々流行が異なったのだ。
十二支考:08 鶏に関する伝説
(新字新仮名)
/
南方熊楠
(著)
わが木となさむ、あゝ
桂
(
ラウロ
)
よ、汝は常にわが髮わが琴わが
胡簶
(
やなぐひ
)
の
餝
(
かざり
)
となるべし
神曲:03 天堂
(旧字旧仮名)
/
アリギエリ・ダンテ
(著)
餝
部首:⾷
16画
“餝”を含む語句
餝屋
着餝