“養父儀”の読み方と例文
読み方割合
やうふぎ100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
如何成ることの願ひ有て奉行所へ盲人まうじんの身にて駈込訴かけこみそに及びしや城富ヘイ御意ぎよいに御座ります私し儀は武州埼玉郡幸手宿杉戸屋富右衞門と申者のせがれなるが十二歳のときより江戸長谷川町城重方へ養子やうしまゐりし者なりとこたふるに大岡殿しからば其方は幸手宿富右衞門がせがれるか當時養父城重といふ者達者たつしや成るや城富ヘイ養父儀やうふぎ
大岡政談 (旧字旧仮名) / 作者不詳(著)