“飯時”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
めしどき88.9%
イヒドキ11.1%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
憎まれている家では飯時めしどきにやたらにこの綱をゆるかされてなべ薬罐やかんも掛けておくことができなかった、というような話も残っている。
こども風土記 (新字新仮名) / 柳田国男(著)
なおも飯時めしどきに取りに来て貰っては困るとか、色々と口喧くちやかましく云った揚句、今日はいかんから明後日あさって頃来てみてくれ、などという家もあった。
糞尿譚 (新字新仮名) / 火野葦平(著)
故郷の家のしづけき飯時イヒドキに わがまじらへば、賑はしと言ふ
鵠が音:01 鵠が音 (新字旧仮名) / 折口春洋(著)