“食中”のいろいろな読み方と例文
読み方割合
しょくあた50.0%
しょくあ16.7%
しょくあたり16.7%
しよくあた16.7%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
大方おおかた食中しょくあたりか何かだったんでしょう。始めは毎日長火鉢の前に、ぼんやり寝ているばかりでしたが、その内に時々どうかすると、畳をよごすようになったんです。
奇怪な再会 (新字新仮名) / 芥川竜之介(著)
しかしまた何十年ぶりの猛暑だともいわれており、新田義貞の上洛じょうらく途上では、飲み水や食中しょくあたりで、将士のうちで腹をこわした者が多かった。
食中しょくあたりにかかって、ひどい下痢をわずらいながら歩いて来たつかれと、かたがた、中村の家の様子を聞きたいために——であった。
新書太閤記:01 第一分冊 (新字新仮名) / 吉川英治(著)
だが剃立そりたての顔が学者に似合はない事もあるやうに、どうかすると本に食中しよくあたりをする画家ゑかきもある事を忘れてはならない。