“飛獣”の読み方と例文
読み方割合
ひじゅう100.0%
(注) 作品の中でふりがなが振られた語句のみを対象としているため、一般的な用法や使用頻度とは異なる場合があります。
げにや、一方の李逵は、そのぶこと、まさに飛獣ひじゅうのようだった。背に老母を負い、星影青い夜を衝いて、またたくまに、隣県との山ざかい、沂嶺きれいのいただきへかかっていた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)