風談ふうだん)” の例文
田舎沙門いなかしゃもんとはちがい、なかなか博識で、北京ほっけいの都会ばなしもゆたかだったから、宋江と呉用とは、茶炉ちゃろに茶を煮ては、よくこの和尚と、風談ふうだんを興じ合っていた。
新・水滸伝 (新字新仮名) / 吉川英治(著)